じゅーゆそ!

1匹RTの独学による役に立つ情報と大好きな通信系の戦歴を紹介!!

ついに格安simにも総務省の手が!弱小企業は淘汰される時代に…

iphone格安sim

総務省格安simにまで!!

ついに、総務省、格安スマートフォンとよばれる安価な通信プランを提供する MVNO 事業社に対し、2017年度内に通信速度の開示要請を行うとの報道が日本経済新聞からされた。総務省の狙いは、利用者が選びやすいように大手通信キャリアや各 MVNO での比較が出来るようにするとこにある。2017年度中にも実施されるもので、利用者にとっては価格だけではなく通信速度やサービスの比較材料にできるものです。

なぜ、こんな報道がされたの?

2013年頃より増え始めた MVNO ですが、会員数や地域により通信品質(速度)に大きなばらつきがあることが報告されています。ネットでも速度レビューなんて記事が多く読まれたりしています。いわゆるmvnoが大手キャリアに、どれくらい投資して、回線を借りているのかユーザーはわからず、回線速度から推測することしかできないので。

 

となると、気になるのは回線使用料金ではないでしょうか!

大手キャリア3社の料金は、こちら!

  • NTTDoCoMo:94万5059円→78万509円
  • KDDIau):116万6191円→96万7983円
  • ソフトバンク:351万7286円→116万6697円

矢印以降は、最近になって各社値下げした料金です。携帯やスマホ料金は、3社足並み揃っているのに、なぜ、この価格には開きがあるのでしょうか!

この価格を見てもdocomo格安sim系が多いことがわかると思います。

 

格安simに新規参入した企業は、初期コストを抑えようと、この使用料金を極力減らします。この減らし具合はユーザーはわかりませんし、開示されていません。そこで、現状、利用してみなければ各 MVNO の通信速度を確認することができないのです。大手通信キャリア3社 NTTドコモKDDIソフトバンクでは通信速度の開示を自社ホームページにて行っており、総務省では同等の測定基準で開示要請を行うとしています。大手キャリア同様に、格安simに関しても、通信速度がはっきりわかれば、MVNO のメリットとデメリットが比較でき、価格だけではない品質での競争も行われると総務省では考えているようです。

私見

うーん。これで、競争が生まれるのかな。個人的には結局、格安simも大手キャリアのような母体のある企業しか運営できなくなってしまうのではないかな。まぁ、速度の基準って何から始まるだろうし、改ざんできるもんね。

そもそも、大手キャリア3社が適正な料金設定をすればいいのにっていう、話のスタート点に戻る可能性もありますよね。

 

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