2017遂にソフトバンクがmvnoに参入!
まえがき
スマホの価格が大手キャリア(docomo,au,ソフトバンク)の半額以下になるmvno(通称:格安SIM)。先人を切ってmvnoへ事業展開をしたのは、docomo,そして、au、そして、2017年3月よりやっとソフトバンクがmvnoへ事業展開することが、ほぼ決定的となった。
なぜ、ソフトバンクのmvnoが実現しなかった?
その答えは簡単!2つ理由があります。
回線使用料から説明すると、単純にぼったくりじゃんって金額!でも、2016年4月1日からMVNO向け回線接続料が約2割ほど値下げされました。参考程度に今までと2016年4月1日からの金額を示します。
ソフトバンクなんて、値下げ前の価格は、docomoの3倍!mvnoのメリットは安さです。こんだけ、回線使用料が高額だと格安SIMが実現しないです。
次に、iphoneの件です。
iphone=ソフトバンクっていうイメージもあると思います。iphoneの端末代でソフトバンクの収益を支えていたといっても過言ではありません。ソフトバンクがmvnoに参入し、顧客が流れると、端末収益もダウンするのが困るってことです。
孫さん頼みますよ。
日本通信が参入
日本通信とソフトバンクは相互接続に合意し、相互接続協定書を締結したことを発表しました。つまり、日本通信がMVNOとしてソフトバンク回線の格安SIMサービスを始めます。
サービス開始は2017年3月22(水)。
ただし、ソフトバンクのSIMロックがかかっているiPhone及びiPad向け格安SIMを他機種用に先行して2017年3月22日(水)よりサービス開始するそうです。やっぱり、ユーザーの囲い込みがするの?!
日本通信は幾度もソフトバンクにMVNO展開の相談をしていたそうです。日本通信は総務省などとも相談して、なんとか今回ソフトバンクとの契約成立に持ち込んだようです。正直なんで、日本通信がって感じですが。現時点ではプランの価格や内容はまだ発表されていませんが、リリース上で「格安SIM」と述べていることから、他のサービスと同レベル価格で展開してくるのだと思われます。
ちなみに、ポケットwifiではすでにソフトバンクの回線を使った業者が参入しています。7GBの容量設定が多い中、12GBも使用できて、値段は他者と一緒!おすすめです。
これで、mvnoでも大手キャリア3社が出揃った感じがします。これで、mvnoにも価格競争が激化すること間違いなし。大手キャリアのような馴れ合いで価格統一をすることはないでしょう。
もしかしたら、2017年は本当に意味でmvno元年になるかもしれません。